学校に通いはじめたのも、英語を勉強したいというポジティブな理由ももちろんあるけれど、本音をいえば、「海外に行っていたのなら英語はもうだいじょうぶですよね」と日本に帰ったら言われてしまうのが怖いということもある。日本にいるときは、「海外に行きさえすれば、自然と英語は身につくもの」と思っていたし、「日本にいるんじゃ英語を身につけるのなんて無理よね」などと言っていたけれど、海外にきたらかといって、自然に英語が身につくわけではないのだと、今さらながら気がついた。
クラス分けのテストを受け、週2回昼間の午後のクラスを受講することになった。クラスの生徒は35人ほど。現地のベルギー人の他、イタリア、スペイン、リトアニア、中国、ベトナム、イラン、ポルトガルなどさまざまな国籍、年代の人間が集まっている。
30代半ばで学生なんて浮いてしまわないかしらとちょっと心配していたけれど、そんな心配は全く必要なかった。「学生」というと日本では10代〜20代の若い人を思い浮かべるけれど、私のクラスでは、10代〜20代の学生は半分しかいない。あとは仕事をリタイアした60代の学生が7名ほど、30代〜50代の生徒が10名ほどだろうか。 |