1月にベルギーで生まれた息子も、早いもので生後10週間。
そろそろ近場の旅行なら大丈夫かなということになり、ルーヴェンから高速で1時間ほどのナミュールへ、家族3人での初旅行へ行くことにした。
ベルギーは高速道路代が無料なので、気楽にふらりと旅にでることができるのがうれしい。
高速道路を飛ばして道をすすむと、ベルギーらしい、とてものどかな田園風景が広がる。赤茶色の屋根に白い壁の家。のんびりと草を食む牛や馬。どこまでもゆったりとした緑の平野が続いていく。こんなのんびりした景色には、予定のないきままな車の旅が、本当によく似合う。
ナミュールは『ムーズ川の真珠』と呼ばれるとても美しい街。ワロン地方のナミュール州の州都でもある。ムーズ川とサンブル川という二つの大きな川に挟まれた街のせいか、どこか静かで、ゆったりとした落ち着いた風情を見せている。街の見所は17世紀に築城されたシタデル(城砦)。ここに登ると、ナミュールの街を一望することができる。ああ、この街は二つの川に育まれてきたのだなと、シタデルからの景色を見て、つくづく感じ入ってしまった。上品で凛とした美しさを称えたナミュールの街は、まさに『ムーズ川の真珠』という名に相応しい。 |