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それいゆコラム
「自分ブランドを創る」 三井物産戦略研究所 岡本竜馬氏連載コラム
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 最終回  

前号では「自治体改革実話」に対し、今迄以上の共感コメントを頂きました。少々自慢話みたいな号だけに正直相当気が引けたのですが、温かい反響に素直に感謝する次第です。
さて、連載も残り二回となり改めて『自分ブランド』・・読者の方からも質問頂く「岡本自身のブランド構築術」につき、紹介出来ればと思います。最初から「術」として意識したことは無く、結果としてブランド論から自己を振り返るとかように整理可能と言うもので、最近社員研修等でも紹介実践しているやり方の一つです。

【岡本ブランド創りプロセスと拘り】

1)名前と座右の銘とを一致させる努力

@『世に生を得るは事を為すに在り』
坂本龍馬の生き方、業績に死ぬまでに僅かでも近けたら龍馬ファンに怒られなくてすむかなと(到底無理ですが:苦笑)
A『攻撃は最大の防御也』
名前の由来である将棋(飛車&角)の考え方から。。何事にもチャレンジ&トライして何ぼ、悩んでないで実行してみなさいということ。
B『人事を尽くして天命を待つ』
ブランド構築に不可欠な一貫した継続性・・結果でなく、そのプロセスが美しいということ。

2)常に『かっこいい』存在たる努力

外見では無くあくまで中身(人間力)において、入社年次が一つでも下の後輩にとって「あの人みたいになりたいな、一緒に仕事したいな」と思わせられなくなったら即市場から去れということ。
自分ブランド作り上大切な心意気・・自身の魅力を維持拡大するため弛まぬ自己研鑽を継続したいものです。(実際にはなかなか難しいです:苦笑)

3)人生全てを相互連関させる努力

今までのことはここで一旦線を引いて、次の部署職場へと言うリセット系の考え方をする方が多いもの。私は、人生全てが経年で連関してこそ、自分ブランドが構築出来ると思っています。私も38年の人生、少なくとも15年の社会人生活は全て無理やりにでも相互連関させています。それでもやっとこの程度ですから。リセットでは何も醸成されないのは言わずもがな。
最近流行りの夢を実現させるための実現手帳の類もそうした視点に立つものと理解しています。だからこそ逆に既成品代用でなく、手帳は自身で作りこむことが大切でしょう。

4)“公私を融合”させる努力

99年に米国より帰国した当時出会った「仕事術」(岩波新書/森清著)からヒントを得て、自分ブランド創りの最大のキーと捉えているのが、『公私の融合』・・間違っても『公私混同』と混同してはいけません。公私混同は悪!。これは当然として、公私融合は、「公」と「私」とをそれぞれ独立しつつも必要に応じて融合し相互補完するものと定義されるようです。もっというと、「公」と「私」を次第に区別せず自分の中で共生させられる技術を身に付けることが肝要と思います。著書にも掲載されており、私も全く実体験として同感なのが、多くの女性は男性以上に職場で公私融合の先駆者足る働き方が出来得るということ。それが「企業ブランド創りに女性社員の活性不可欠」との持論研究に至るきっかけ(それいゆさんとのご縁)ともなりました。

5)“誇ってもいいが驕ってはいけない”努力

本来ブランド創りに関係なく人間としての基本座標軸として最も戒めねばと考えていること。現在大詰めを迎えている大河ドラマ『義経』で見られたように、正に「驕る平家、久しからず」なのは過去の歴史が証明しています。
数年前、脳の手術を経験、今やビジネスの第一線を引き、のんびりとした田舎のおじいちゃんに変貌した父が、昔ことあるごとに私に言い続けた言葉、「『誇って』もいいが『驕って』はいけない!」を肝に銘じて結びとします。

岡本竜馬氏

(株)三井物産戦略研究所 企画総括/新事業戦略室
主席研究員 岡本 竜馬

1991年に早大法学部を卒業、同年に三井物産(株)物流本部入社。
ロジスティクスを専門とし、主に電力発電プラント建設における物流現場駐在、プロジェクトマネージャー等を担当。1998年より米国SCMコンサルティング会社(PA)、米国三井物産(NY)にて研修。最新のSCM,ナレッジマネジメント、ブランド戦略手法を習得。帰国後1999秋より現職。社内外に対する企業再生支援を通じCSRとSCM、CSRとブランドという融合テーマを人材育成も絡め企画研究中。

座右の銘
@「世に生を得るは事を成すに有り」
A「攻撃は最大の防御成り」
B「人事を尽くして天命を待つ」

専門   
企業変革(再生)全般(含む新規事業創出)
@ コーポレートブランド戦略
A CSR(企業の社会的責任
B 風土変革
C 人材育成
D サプライチェーンマネジメント
E ロジスティクス 
(2005年現在)
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