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それいゆコラム
コラム 瀬戸川礼子氏 「Hotel handbook 〜ホテルを使いこなせる人になろう〜」
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◎第6回 帰宅途中に寄りたいホテルのBAR

 ホテルのBARと聞いてどのようなイメージが浮かびますか?
もしかすると、、、重厚な入り口と内装、限られた人だけを迎え入れる雰囲気、敷居が高そう、値段も高そう、女性は行きにくそうなどなど、戸惑ってしまうような要素が思い浮かぶかもしれません。
 でも、これは昔、昔のお話。
 いまは、このようなバーをホテルに探すほうが難しくなっています。そもそもホテルは公共性の高い施設。老若男女、さまざまな人が訪れる建物ですから、同ランクの街のバーよりもホテルのバーのほうが入りやすいと思います。
 重いドアをギーっと開けるようなバーはホテルにはほとんどありません。ラウンジやレストランと併設されていることが多いので、想像以上に入りやすい場所なのです。
安全性も高く、会計も明朗。お化粧直しで使うトイレも広くてきれい。ホテルはたいてい利便性の高い場所にあるので、ホテルのバーをいくつか知っておくと、食前・食後に何かと便利ですよ。
  ここ数年は、女性同士あるいは女性1人でふらりと立ち寄る人も増えているそうです。
 今回は、下記に4つのホテルバーをピックアップしましたので、ぜひご活用ください。

 ところで、どんな飲み方がかっこいいのか、ちょっと気になりますよね。数人のバーテンダーに聞いてみました。すると共通する「かっこいい人」は、「1〜3杯ほど飲んで、1〜2時間くらい滞在して、すっと席を後にする人」でした。
 そういえば以前、都内の高級ホテルでこんな光景に遭遇しました。会社帰りと思われる30代の女性が1人、バーでカクテルを飲んでいました。薄暗い照明の中、高いスツールに座って足を組み、カウンターに肘をついた彼女のシルエット。いかにも都会の大人という感じで見とれていたのですが、彼女が席を立ったとき、あちゃーなことが。
 実は相当、酔っていたようで、席を立った彼女は千鳥足。ホテルマンが心配して声を掛けましたが、大丈夫という仕草で歩き出します。でも結局、大きな音を立てて転んでしまいました。うーん、残念。かっこいい飲み方には節度が必要なのですね。
 一方、今回話を聞いたバーテンダーの一人は語ってくれました。「女性のお客さまが気軽に寄ってくださるのはうれしいです。『どうしようかな』と相談されたとき、常連の方なら、一番合うものをご提供しようとはりきりますし、初めての方なら相談していただければお好みのものをご提案できます。遠慮しないでどんどん聞いてほしいですね」
 今夜あたり、ホテルのバーでくつろいでみませんか。

瀬戸川礼子氏

ジャーナリスト 瀬戸川礼子氏

中小企業診断士、MBA。法政大学専門職大学院卒
宿泊・飲食産業の業界誌『週刊ホテルレストラン』(オータパブリケイションズ社)で、記者として活躍し、副編集長を務める。7年勤務した後、2000年にジャーナリストとして独立。 記者歴は07年から15年目に入る。現在は、専門としてきたホテル業・旅館業の取材のみならず、「サービス」、「顧客満足」という視点を核に、百貨店、銀行、ディーラー、病院、工務店などさまざまな企業に取材の場を拡張。 新聞・雑誌の記事執筆をはじめ、企業などから依頼を受け講演を行なっている。
著書に、顧客満足度の実践から理念までを紹介した『この18社に見つけた! 顧客満足度を生み出す仕組み』(同友館)、営業が一人もいないのに常に2年先まで受注残がある奇跡の工務店をルポした『グレートスモールカンパニー』(現代書林)がある。コスモ石油のホームページでも顧客満足に関する記事を連載中。

http://www.cosmogas.co.jp/
member/m1/g/g10.html

フレンチ キッチン ブラッセリー アンド バー
グランド ハイアット 東京(最寄駅:六本木駅3〜7分)
2003年に、「六本木ヒルズ」とともにオープンしたスタイリッシュなホテル「グランド ハイアット 東京」。最近は近くに東京ミッドタウンもできて注目度もさらにアップ。仕事の後やショッピングの後に、バーでひといきはいかがでしょう。同ホテルは利用客の80%が外国人。欧米人が多くを占め、海外にいるような雰囲気も漂います。
「フレンチ キッチン ブラッセリー アンド バー」は、バーカウンター、ブース席ともに1人利用でもまったく浮きません。「ライフスタイル・ディスティネーション・ホテル」をうたうだけあって、生活の中にホテルライフも取り込んでほしいとの思いから、PCや書類を持ち込んで仕事もOK、読書もウェルカム。大らかな空間で心をほぐしてみてください。

2人でも1人でも気ままに楽しめるカウンター席。食事もできます。「各種ビール」(950円〜)、「各種カクテル」(1680円〜)、「シーザーサラダ」(1580円)、「フレンチトースト純製ハチミツ添え」(1050円)ほか。

THE BAR
独立感の高いブース席もお勧め。1人利用もできます。PCや書類の利用や読書にはこの席が最も落ち着くかもしれませんね。そうそう、それいゆの皆さんには言うまでもないと思いますが、混雑時にはPC持ち込みなどは遠慮してあげてくださいね。
THE BAR

外のテラスはご覧の通り開放的。奥には1、2人向けの席もあります。1人で来る女性も多く、店側は当たり前のように受け入れてくれます。

* サービス料10%。カバーチャージなし。
* バー 11:00〜23:00
*TEL:03-4333-8781
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和風ダイニング&バー FUGA(風雅)
新宿プリンスホテル(最寄駅:西武新宿駅直結、新宿駅5分、新宿西口駅2分)
「頑張る女性へ向けて、自分のためのちょっとした心の切り替え時間をご提供します」という新宿プリンスホテル。大規模改修で誕生した「和風ダイニング&バー FUGA(風雅)」は、25階のホテル最上階に位置する女性客に人気のホテルバーです。
なにしろアクセスが便利。西武新宿線、JR線、小田急線、京王線、大江戸線の5線に最寄駅があるのです。会社帰りや新宿に用事があった後に立ち寄るにはうってつけですね。西武新宿駅直結の複合ビルに併設されたホテルゆえ、バーに到着するまでの雰囲気は庶民的ですが、最上階に着いたときにうれしいギャップを味わえます。9月末までは「チアーアップ+プラン」を販売中。シェフズスペシャルとビューティカクテル、アロマバスキャンドルのプレゼント、テーブルチャージ、税・サ込で3300円のお得なプランです(18:00〜21:00)。

青く光る幻想的なバーカウンター。光の加減で肌がきれいに見えるような気が…。「各種ビール」(900円〜)、「黒糖梅酒」(グラス800円)、都内でオンメニューされているのは珍しい幻の焼酎「安納」(グラス1500円)。取材当日、女性の1人客がカウンターに来ていました。

THE BAR
ここから予約が埋まっていくというベンチシートスタイルの「プレミアムペアシート」。高い背もたれが2人だけの空間を演出。目の前には夜景が広がります。席料別途(2時間1人1000円)。
THE BAR

一つ一つの具材を別々に煮るという手の込んだ「ダイニング風 贅沢肉じゃが」(1600円)がバーで楽しめます。

* 税・サービス料込み。お通し代1人500円
* バー 18:00〜翌1:00(日・祝日23:00)
*TEL:03-3205-1111
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THE BAR
ウェスティンホテル東京(最寄駅:恵比寿駅8分)
恵比寿ガーデンプレイス内にあるウェスティンホテル東京は、JR恵比寿駅から恵比寿スカイウォークで結ばれた好立地。雨でもぬれずにたどり着けます。同ホテルの特徴は、東京で随一のアンピール様式のインテリアが見られること。アンピール(皇帝風)様式とは、1804年フランス革命後のナポレオン時代、重厚で厳格なスタイルで広まったインテリア様式のことですが、シンプルモダンなホテルが増える中、華麗なヨーロピアンスタイルの落ち着きもなかなかいいもの。ロビーラウンジの隣に位置するバーは、その名も「THE BAR」。どこか英国調の紳士的な空間です。といっても入りやすく、価格もリーズナブル。大人のひとときをTHE BARでどうぞ。

世界各国のウェスティンホテルでは夕暮れ時に「unwind」(アンワインド=〜を緩める)という企画を行なっています。昼から夜への気持ちの切り替えをサポートする粋なイベントで、東京では平日17:30〜19:30まで開催。地域によってはダンスの披露だったり、音楽だったりとさまさまですが、ここウェスティンホテル東京では、バーの前付近でショットグラスのドリンクを無料提供しています。

THE BAR
シックで高級感ある内装ですが、天井が高く明るい雰囲気。ロビーからそのまま入れる気軽さも持ち合わせています。シガーが楽しめるバーとしても知られ、シガーに合うカクテルやラム酒も豊富です。
THE BAR

さまざまな種類がラインナップ。2万8000円からボトルキープもできます。

*サービス料なし、テーブルチャージなし
*バー 8:00〜翌1:00
*TEL:03-5423-7285
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K’s Bar
アグネス ホテル アンド アパートメンツ 東京
神楽坂にこぢんまりと佇むプチホテル「アグネス ホテル アンド アパートメンツ 東京」。ここのロビーフロアにはふらりと寄れるジャズバーがあります。毎晩、夜8時から生演奏があり、プレーヤーに常連客がつくこともあるとか。間近でジャズを楽しみのも素敵ですし、また演奏が始まる前までのハッピーアワーもお得です。ハッピーアワーは、週末も含めて毎日午後5時〜7時までの2時間実施。ビールやグラスワイン、ソフトドリンクといった飲み物とチョコレートやドライフルーツなどのおつまみがそれぞれワンコイン(500円)で提供されます。これなら帰宅前や食事の前にひといきしやすいですね。

月〜土曜日はジャズの生演奏が入ります(日曜と祝日はなし)。演奏は20:00〜、21:00〜、22:00〜、23:00〜の4回で、各30分間。近くで聞くジャズはいいものですよ。演奏が始まる20時以降はミュージックチャージ1,050円がかかります。

THE BAR
K’s Barは最近リニューアルを行ない、ハッピーアワーも設けたことで女性客がぐっと増えました。館内レストランの食事後や神楽坂探索の後におすすめの、カジュアルなバーです。
THE BAR

20時以降はビール800円〜、カクテル1000円〜、ミックスナッツ700円など。

* 税・サービス料込み。テーブルチャージなし。20時以降はミュージックチャージ1050円
* バー 月〜土17:00〜26:00(日・祝は23:00。30分前ラストオーダー)
* TEL:03−3267−5505
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