第7回 エステ・スパが待っている。ホテルへGO! その(1)
「エステティックを1度は受けたことがある?」。これをお読みの女性はほとんどが「Yes」に該当するのではないでしょうか。定期的に通っている方もいらっしゃることでしょう。
最近は、スパも大人気。多くのシティホテルでは、エステティック(以下、エステ)かスパのいずれか、または両方が提供できる体制になっています。数年前まではそれがニュースになったものですが、いまではすっかり「あって当たり前」になりました。この流れは、かつてのレディースプラン(本コラム第4回参照)と似ています。
日を追うごとに内容が充実し、活用しやすくなったホテルのエステ、スパ。詳細が気になりますよね? 今回と次回のHotel Handbookは、2回に渡ってお勧めの使い方をご紹介します。
とその前に、ここでみなさまの知的好奇心にお応えして、エステとスパの違いをチェックしておきましょう。
日本エステティック協会のホームページから要約すると、エステティックのもともとの意味は審美、美学ですが、現在は「全身美容」と位置付けられているそうです。領域は、【1】フェイシャルトリートメント、【2】ボディケア、【3】脱毛、【4】カウンセリングの4つとのこと(ホテル内の場合は【1】【2】、そして3〜5分ほどの【4】が主体です)。
次にスパですが、端的には英語で温泉(spa)のことですよね。でも今日ではもっと広い概念で使われています。統一された明確な定義が見つからないのでこれは我流ですが、「水の力を用いて心身の健康と美をサポートする施設または施術のこと」と言えるでしょう。
エステとスパは美しさを求める部分は似ていますが、お風呂など「水の施設の有無」や捉える視点が異なるのです。
ではここからは、ホテルのエステ・スパを楽しむコツをプロに伝授していただきましょう。お話をうかがったのは、それいゆのセミナー講師として登場されたこともある疋田幸子(ひきだ ゆきこ)さんです。疋田さんは日本エステティック財団においてエステティシャン雇用高度化推進委員会講師を務めたご経験があり、またプライベートでは月に1度のエステを継続して10年間受け続けている“エステ顧客のプロ”でもあります。
Q1:エステ・スパに対して、より満足するための何かコツはありますか?
A:目的を明確にして行くとよいですよ。心を癒されたいのか、体の疲れを取りたいのか、シミを取りたいのか、いろいろありますよね。それぞれ施術は異なりますから、なんとなくメニューから選ぶのではなく、目的をはっきりさせてそれに見合うものを受ければ満足度も高くなると思います。
Q2:ホテル内ならではの注意事項はありますか?
A: 語弊があるかもしれませんが、結果に対して過剰な期待をしないほうがよいと思います。なぜなら、ホテルの場合は1回きりになることが多いからです。1回で本格的な結果を出すのはやはり難しい。ですから、美しい空間を楽しんだり、メンタル面の効果を狙ったほうが充実するでしょう。ホテル内の施術はリゾート型なんです。
Q3:そのリゾート型とは何ですか?
A: エステ・スパはリゾート型と結果型の大きく2つに分かれます。リゾート型は環境そのものを楽しみながら滞在中のオプションとして位置づけられるもの。ホテルはまさにこれですね。一方、結果型は文字通り結果を出すために何度も通うスタイルで、街のエステティック店はこれに当たります。
Q4:リゾート型(ホテル)の場合、滞在中の留意点はありますか?
A: エステやスパの効果を最大限に活かすのなら、滞在中は口に入れるものにも配慮してください。体に良い高品質の食材を摂るのは、体だけではなく精神面にも良い相乗効果を与えてくれます。
今回は、4つのアドバイスをいただきました。リゾート型と結果型など、なるほどと思うアドバイスがありましたね。次回のその(2)でも役立つ情報をたくさんお聞きしていますのでお楽しみに!
恒例、おまけcolumnでは3ホテル(次回その(2)も3ホテル紹介するので計6ホテル)のエステ・スパをご紹介しています。すべて体験してきました。よろしければ参考にしてみてくださいね。
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