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それいゆインタビュー
それいゆ会員 INTERVIEW ひまわりの花咲くころ
石橋 裕美さん (Yumi Ishibashi) 石橋 裕美さん
今回のインタビューは株式会社エボリューション 取締役副社長の石橋裕美さん。石橋さんは、同社が会社として産声を上げる前の準備段階から参画し、派遣社員として働く人たちのためのポータルサイトを企画・運営している。そのサイトの名称は、「わくわく派遣」。これは、石橋さんの望む「生き方」、「スタイル」と相通じるものだった。
ずっと感動し続けられること

 株式会社エボリューションの企業理念に、『「働く」ということが本当に素敵で「わくわく」するようなことであってほしい。そんな実現を目指して「わくわく派遣」は誕生しました』という一節がある(サイト内、会社概要ページより引用)。「わくわく派遣」というサイト名は、この「わくわく」するという気持ち、そして「WORK」という単語を引っ掛けて命名された。
 「社内のコピーライターが考えてくれたんですけど、ナイスネーミングで大変気に入っています」と語る石橋さん自身も、自分がわくわくできる働き方を求めて、模索し続けてきた一人だ。大学卒業後、大手派遣会社に就職し、コーディネーターとして4年半ほど勤務。その後独立して会社を設立し、中国茶の喫茶店とリラクゼーションサロンを経営。さらには、人材紹介関連の新規ビジネスを社内起業したという経歴も持つ。職種や業界、雇用形態などには特にこだわらず、積極的に様々な仕事にチャレンジしてきた石橋さんが常に大切にしてきたのは、「自分が感動し続けられる」ことだという。
 「新しい発見があったり、今まで知らなかった自分の一面が見えたり、そういう『気づき』を大切にしたいなあと思っています。それが感動体験だと思うんですけどね。私の根本にずっとあって大切にしていることです」

茶道から見い出す新しい発見

 石橋さんが求める感動体験は仕事に限ったことではなく、プライベートでも同様。その一例が、1年ほど前から習っている「茶道」だ。
 「本当は、日本舞踊を習いたくて教室に申し込みに行ったんですけど、先生から『茶道からやらないとダメよ。茶道が基本です』と言われてしまって…。その一言がきっかけで始めました」
 茶道の所作には、ひとつひとつ意味があり、「相手をもてなす」という気持ちがこめられている。その奥深い意味を知ることや自分では全く気づかなかった自身の振る舞いを指摘されることで、石橋さんは新しい発見を得ているのだという。
 「たとえば…手の4本の指は常に揃えていなければならないんですけど、私はほうっておくとすぐに離れてしまうんです。先生から指摘されるまで自分がそうだということに気づきませんでした。でも意識するようになって他の人が同じようにしているのを見ると、確かに美しくない。周りに対して気遣いをしていない、気が抜けているような印象を与えてしまうんです」
 茶道の所作をひとつひとつ学ぶうちに、先生が茶道を薦めた理由がわかったという石橋さん。
 「でも、そろそろ日本舞踊をやりたいんですよね〜。先生にいつ切り出そうかと考えているところなんです」

無理をせずに、自然体で

 「わくわく派遣」がオープンして1年弱。求人案件は5000件に達し、メルマガ購読者数は2万人を突破した。「これからも拡大路線を目指していきたい」という石橋さんは、サイトを訪問してくれた人に如何にしていい印象を持ってもらうのか、どうすれば他のサイトとの差別化が図れるのか、試行錯誤の毎日を送っている。「このビジネスを成功させたいという気持ちは、とても強いんです」と語る口調は、決してきつくはないが、どこかにどっしりと根を張ったような強い意志を感じさせる。
 しかし、石橋さんはあくまでも無理をせず、自然体で頑張っていきたいと思っているのだという。「20代の頃は仕事ができる人間が一番偉いんだと考えていました。これはこうしなければいけない、こうあるべきだという理想形に強引に自分を軌道修正して、結果折り合いがつかなくなっていたようなところもあって…。でも最近は、少しは上手にバランスを取れるようになったなあと感じています。40代、50代になったら、もっと上手く折り合いをつけて生きていけるように、30代を過ごしていきたいです」
  「30代になって、肩の力を抜くことを覚えました。仕事とプライベートを分けて考えることもなくなりましたし」という石橋さん。感動体験を求めて積極的に20代を過ごしてきたからこそ導くことができた、ひとつの結論だろう。
 「自分がわくわくと仕事をしていないのに、他人にわくわくする仕事を提供するなんて、できないと思うんです」そう語る石橋さんだからこそ生み出すことができる、そして他人に提供することができる、「わくわく」とする感動体験がある。

コラム

◎今、最も夢中になっていること
=ピラティス

運動不足を解消するために、つい最近始めました。背骨や骨盤を支える筋肉を鍛えることで身体のバランスを整え、引き締めるというエクササイズです。実は私、今までにスポーツクラブに3回も入会しているんですけど、どうしても続かなくって…。その点このピラティスは自宅で一人でもできますし、エクササイズによってどういった効果を得られるのかがはっきりしているところが気に入っています。

◎私のストレス発散方法
=ゆっくりとお風呂に入ること

平日は1時間、休日は1時間半くらいが私のお風呂タイムです。熱めのお湯にボーっとつかって、特に何もせずにいろいろなことを考えて過ごします。お風呂に入ると心も身体も洗われるような感じがして、元気になれるんです。でもつかり過ぎには要注意!一度ふやけてしまった皮膚は、最大でも99.9%しか元に戻らないんだそうです。ふやけないためには、お湯につかる時間を長くても15分くらいにしたほうが良いとのことなのですが、私はもっと長湯しちゃっているかも…。

◎私のお薦め
=地中海料理

最近地中海料理にはまっています。海の恵み(魚介類)をスープとして上手に使った料理がお気に入りです。広尾にあるCICADAや、赤坂のラ・スコリエーラがお薦め。


編集後記

「副社長」という肩書きを事前にお伺いした時に私が持ったイメージは、ズバズバと物を言う、口調がきつい、体型がどちらかというとがっしり、声が低いというものでした。ところが実際お会いしてみると、まるで正反対! 華奢な体つきに、柔らかな物腰、ひとつひとつ言葉を選びながら話す穏やかな口調…。大変失礼いたしました。そして世の副社長さんたち、ごめんなさい!

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