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それいゆインタビュー
それいゆ会員 INTERVIEW ひまわりの花咲くころ
北出 今日子 さん (Kyoko Kitade) 北出 今日子 さん
外資系金融機関に勤める北出今日子さんが、「普段の生活ではなかなかお会いすることができない方々と交流する場」を求めて『それいゆ』に入会したのは、2004年4月のこと。まだ入会して間もない北出さんに、自己紹介も兼ねて、その「普段の生活」について語ってもらった。
変化の中でバランスよく

 「来年はいったい、どこで何をしているのか、全く予想できないという状況が、ずーっと続いています」という北出さん。生まれ育った大阪を離れ、東京で今の仕事に就いたのが4年前、結婚して妻となったのが3年前、そして母になったのが2年前と聞けば、それだけでも頷けるというものだが、話はさらに遡る。
 「変化に富むようになったのは、8年前、イギリスに赴任してからですね。当時勤めていたカード会社のお仕事で、ロンドンに2年ほど滞在していました。帰国後、そのカード会社を退職してニューヨークに1年間留学。そして東京で再就職、結婚、出産して現在に至っています」
 そんな北出さんは、東京で仕事をする女性全般に対し、「自分のキャリアに対する意識が高く、真面目に仕事に取り組んでいる方が多い」という印象を持っているのだそう。「大阪で働いているときの私は、ミーハーOLの王道を歩いていましたから・・・」と笑う。
 「お料理や英会話、フラワーアレンジメントなどの習い事を毎日のようにしていたんです。東京本社の方から、『仕事と直接関係しないことに、なぜそんなに時間を費やすの?』と聞かれて、びっくりした思い出があるほどです。当時はキャリアアップなんて、考えてもいませんでした」
 「今でも、月に一度お料理教室に通ったり、昼休みを利用してフランス語を習ったり、自分のやりたいことをやる時間を大切にしていますし、キャリアアップかダウンかというような観点で仕事を捉えてはいません。それよりも、自分がやりたい仕事を、いかにして長く続けていくかが、重要だと思っています。そうじゃないと生活のバランスが取れなくなってしまうので・・・」

的確な情報と自己分析と

 自分のやりたい仕事を長く続けるということは、そう簡単なことではない。北出さんは、その実現のために意識していることとして、「いろんな情報に対してアンテナを張っておくこと」と「自分自身を見極めること」の二点を挙げる。
 「自分がやりたいこともどんどん変わっていくし、世の中から求められる役割、ポジションもどんどん変わっていく。自分を磨くために、常に何か新しいことをやって、かつ何に対しても食わず嫌いにならないようにしようと思っています」と語る。
 こういった柔軟な考えと、周りの人間に「力み」を感じさせることのない雰囲気の持ち主だからだろうか。「楽をして『美味しいところ取り』をしている」あるいは「恵まれている」と言われることも間々あるそうだが、親しい友人からは「その分、もがいているよね」と理解され、嬉しく思っているという。
 「確かに何かを始めるときは、『もがく』というか、情報をできる限り集めてから判断するようにしています。あとは今までの経験とカンに頼るしかないんですけどね」
 その姿勢は、子育てに関しても同様だ。出産後の新居は、子育てに対するサポートが充実しているという目黒区内で探した。保育園は、あらゆる資料を取り寄せ、最終的には子供と一緒に訪問して自分の目で確かめた上、選択した。申込書には入園への熱い思いをしたためた手紙を同封し、第1希望の保育園への入園を果たした。
 「保育園のパパ、ママ、保母さん・・・みなさんとても結束が固くて、仲がいいんです。皆さん忙しいのですが、例えばメーリングリストで何か質問をすると、すぐさま答えを返してくださったり、相談に乗ってくださったり、本当にどれだけ助けていただいていることか・・・。初めて、地域に密着したコミュニティに参加できた!と感じています」

幸運を呼び寄せる力

 『それいゆ』が大切にしている「セレンディピティ」(偶然な幸せ)という言葉は、「思わぬものを偶然発見する才能」や「掘り出し上手」を意味しており、「棚からぼたもち」とは少し異なる。そこには、ただ流れに身をまかせているだけではなく、何事にも前向きに取り組み、失敗をも自分にとって有意義なものと捉える姿勢が求められている。

 家族や友人からは「のほほんと気の赴くまま、やりたいように過ごしている」と言われるという北出さんだが、仕事やプライベート、子育てをバランスよくこなす影には、幸運を呼び寄せる力を持ち続けるためのバランス感覚が隠されているのではないだろうか。どうやらまた一人、『それいゆ』にふさわしいメンバーが増えたようである。

コラム

◎私のお薦めイベント
=ベニスのカーニバル

毎年2月の寒い時期に開催される水の都ベニスの謝肉祭です。この時この町に居合わせた人すべてが、カーニバルに参加できるのが大きな特徴で、さまざまな仮装衣装をレンタルすることができます。私も仮面を1枚購入。フェースペイントもしてもらって参加しました。水の都にふさわしく、霧につつまれた街角からふうっと道化師が現れたり、中世のコスチュームを身にまとったカップルがゴンドラから手を振ったりと、とても幻想的な雰囲気のお祭りです。ぜひもう一度行きたいと思っています。

◎私のお薦めの国
=ブラジル

ニューヨークにいるときに知り合ったブラジル人の友人が「私の故郷、パラダイスに連れて行ってあげる」と誘ってくれました。2、3週間コパカバーナの海岸からすぐの、彼女の両親の家や、カントリーハウスに滞在させてもらいました。食べ物やお酒が美味しいし、海もきれいだし、音楽も最高。何より人が底抜けに明るいんです。

◎私のお薦めのリゾート
=沖縄の島々

1年に1度は沖縄周辺に行っています。大阪からは、離島への直行便が便利だったので、本島だけでなく、宮古島や石垣島などにも足を運びました。沖縄は、6月末が梅雨も明けるし、安いのでお薦めです。印象に残っているホテルは、日航アリビラ。今年も6月の最後の週に行くのですが、カヌチャベイホテル&ヴィラズに泊まります!


編集後記

旅行が好きで、インタビューの前の週にも箱根に行っていたという北出さん。お子さんともども、富士屋ホテルに初めて宿泊したそうです。「東京近郊はまだ行ったことがないところばかりなので、これからどんどんトライしてみたい。1泊旅行で気軽に行ける場所を探しているので、皆さんお薦めの場所があれば、教えてください!」とのこと。
私からは、千葉県鴨川を推薦させていただきたいと思います。温泉もあるし、食べ物は美味しいし、何より鴨川シーワールドのシャチパフォーマンスは一見の価値あり!です。皆さんもぜひ行ってみてください。

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