女性の社会貢献・魅力的な自分づくりを応援する それいゆ
トップページそれいゆについてそれいゆ入会方法についてそれいゆセミナーそれいゆインタビューそれいゆコラムメールマガジンそれいゆ書籍紹介リンク集お問い合わせ
navigation_kage
それいゆインタビュー
それいゆ会員 INTERVIEW ひまわりの花咲くころ
渡邊 祐里さん (Yuri Watanabe) 渡邊 祐里さん
渡邊祐里さんがインタビュー前の事前ヒアリングシートの中に書いてくれたことを読んで、驚く人は少なくないのではないだろうか?
Q:『それいゆ』会員へのメッセージをお願いします。
A:メッセージというよりお聞きしたいことがあるんですけど・・・。どうして皆さん生きているのですか? 何のために生きていますか?
「フラワーアレンジメント」にはまった!

 横浜にあるIT関連会社に勤務して10年目、妻となって3年目という公私ともに充実した日々を送る渡邊さんが、今最も夢中になっていることはフラワーアレンジメント。5年ほど前に、友人の紹介で知り合った人がフラワーアレンジメント教室を開校して独立したのをきっかけに、始めたのだという。
 「それまでは何をやっても長続きしなかったし、車の運転など男性的な嗜好がどちらかというと強かったのに、フラワーアレンジメントは自分でもびっくりするくらいはまっています」と笑い、その理由を「癒されるから」と自己分析している。
 「教室は月に1回なのですが、休日には自宅でもできるだけお花を触るようにしています。お花を触っているときは声をかけられても気がつかないくらい夢中になれるんです。仕事のことも家族のことも自分のことも何も考えずに無心で作業に集中し、あっという間に時間が過ぎていきます」
 フラワーアレンジメントの癒し効果は内面のみならず外見にも及んでおり、やる前と後では写真に写った自分の顔つきが全く異なるのだという。
 「人間って、生きているものに触ったり自然のものを扱ったりしているだけで癒されるんだそうです。お花だけじゃなくて食べ物もそう。料理人も野菜などを調理することで自然に和んで、精神的に落ち着いていくという話を聞いたことがあります」と語る。
 2003年7月には、ディプロマ認定という講師認定試験に合格。将来的には人に教えていくことも視野に入れている。
 「今は講師になるための経験を積み、勉強を重ねている状態です。昔の上司から贈っていただいた『百聞百見(は)一験(にしかず)』という言葉が私は大好きなのですが、とにかく経験を積むことが最も大切だと考えています」

祖父母の介護を経験して

 「最終的にはビジネスとしてではなく、ボランティアでフラワーアレンジメントを教えていきたいんです。病院や福祉施設などで、子供やお年寄りの方々にフラワーアレンジメントを楽しんでいただくお手伝いをするというのが私の理想です」という渡邊さんは、「どうしてもそこから離れられなくて・・・」と言葉を続けた。「そこから離れられない」とはいったいどういう意味なのだろうか?
 渡邊さんは両親の祖父母が4人とも同居する家庭で育ったという、いわば典型的な「おじいちゃん、おばあちゃん子」だ。祖父母の愛情を溢れるほど注がれた一方で、介護という過酷な状況も体験した。
 徘徊を繰り返すほど判断力が低下した人間にも選挙の投票案内が送られてくるという現実、言葉による表現がままならなくなっても尚且つ人の心を支配し続ける感情や欲、そして皆に見守られながら「ありがとう」と言って安らかに亡くなっていった最後の姿。そのたった一言で、それまでの苦労が全て帳消しになったという。
 「介護はされているほうもしているほうも、かなりのストレスになります。そんな人たちが一緒になってフラワーアレンジメントの作品を作り、写真を撮る。そのことで少しでも癒されればと思っています」と語る。
 祖父母の介護経験によって渡邊さんにもたらされたものは、フラワーアレンジメントだけではない。
 「マッサージとか整体を学ぶ学校に通いたいと思っているんですけれど、これも介護経験が絡んでいるんです。満足に歩けなくなった祖父母の足や、介護に疲れた母をよくマッサージしていたので・・・。何をやるにしても必ずそこに行き着いちゃうんですよねえ」

生きていることの不思議さ

 「祖父母の介護を通じて、生きていることの不思議さを実感させられました」という渡邊さん。「どうして皆さん生きているのですか?」という問いかけも、こういった経験を積んだからこその発言だろう。
「こんなことを考えてはいますけど、毎日楽しく大笑いしながら生活しているんですよ。だからあまり暗く考えないでくださいね。でもこれ、私の永遠のテーマなんです」

 誰もが老い、誰もが病み、誰もが死ぬという現実を最も身近な家族の介護という形で目の当たりにした渡邊さんが、「なぜ人は生きているのか」ということを自分のテーマとして捉えたことは、ごく自然なことだと言える。私たちがつい目を背けがちなこの現実に対して真摯に向き合い、ありのままに受け止めようとする渡邊さんの姿勢は賞賛に値するだろう。そしてそんな渡邊さんが、仏前に供えた「供花」が起源とされる「生花」に出会い、癒しを見出したことも、偶然ではないように私には思えてならない。
 「なぜ生きているのか」について考えることは「いかに生きるか」を自分自身に問いかけることに他ならない。これを機にあらためて考えてみたい。
コラム

◎印象に残っている『それいゆ』のセミナー
増田晴子氏の「色彩の美しさと可能性を知り、ライフスタイルをより豊かにする」

『それいゆ』のセミナーの後に、個別に増田さんのカラーセミナーを申し込んで受講しました。たまたま一緒になった『それいゆ』会員の方たちと3人で、2時間ほどのカラーカウンセリングを受け、自分に似合うカラー見本をゲット! ちょうど挙式準備中だったのでそのカラー見本が大活躍し、お蔭様でナチュラルメークの花嫁になることができました。

◎私のお薦めの国
=エジプト

学生のときに博物館の学芸員資格を取得し、一度は発掘作業を体験したいと思い立って早稲田大学の吉村作治教授のツアーに参加したのが、最初のエジプト旅行です。ピラミッドの壮大さに感動するとともに、建築物に自然に光を採り入れる手法やミイラを作る技術を生み出した古代の人たちの知恵に感銘を受けました。人間が作ったものなのに人間の力を遥かに超えていて凄いと思います。

◎作品のご紹介
これは基本パターンの一つであるCone Shape(円錐形アレンジ)、360度展開の作品です。Cone Shapeは全体のバランスを取ることが難しいのですが、ブルー系の色味がもう少しあるとよかったなぁと反省しています。
   
この作品に「気」を吹き込んでおきました。何か感じませんか?
感じた人も感じなかった人も、鏡を覗き込んでみてください。和顔(=心から和み微笑む笑顔)になっていませんか? いつもと違う自分が芽生え始めているかもしれませんよーー!


編集後記

仏教では、すべてのものは苦であると捉え(一切皆苦)、特に「生、老、病、死」を四苦として位置付けています。「四苦八苦」という四字熟語の語源です。四苦に、愛別離苦(愛する人と別れる苦しみ)・怨憎会苦(憎む人と会う苦しみ)・求不得苦(求めても得られない苦しみ)・五陰盛苦(肉体や精神作用によっておこる苦しみ)を加えると八苦になります。
ということで、仏教ミニミニ超入門をお伝えしました!!

ページトップへページトップへ これまでのインタビューこれまでのインタビュー
copyright