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それいゆセミナー

それいゆスペシャル・イベント
『王妃の肖像画家の実像』「マリー=アントワネットの画家ヴィジェ・ルブラン−華麗なる宮廷を描いた女性画家たち−」展を読み解く

開催日:
2011年4月14日(木)

講 師:
三菱一号館美術館 主任学芸員 安井裕雄氏

会 場:
三菱一号館美術館

セミナー参加者の声

普段、学芸員の方のお話をなかなか聞くことができないので、とても興味深く参加しました。
安井先生のヴィジェ・ルブランに関するお話の中で、「作品において無駄な色を一切使っていないプロの仕事だ」というお話がとても印象的でした。画商である夫の優れたコレクションが身近にあった環境は、画家として恵まれていたとはいえ、作品のような表現をものにするには相当の努力をしたと思います。ヴィジェ・ルブランは、本当にたくましく、すごい人だと思いました。
今回の展覧会の作品で印象が強かったのは、ヴィジェ・ルブラン本人の自画像の作品でした。
純粋にきれいだな、と感じたのと、身にまとっている服のしわや布の表現にとても感心しました。
5月8日の会期中までに、また見に伺いたいと思っています。
このような貴重な講演の機会がありましたら、是非また参加したいです。
美術館の最初のお部屋で見た、マドモワゼル・デュランの「聖母と眠る幼児イエス」が私にとっては一番印象的でした。
ビジェ・ルブランの絵ではなかったのですが、とても素敵な微笑でした。安井先生のビジェ・ルブランの生き方のお話を聞いた上で、絵を見ることができたのは、やはり良かったです。美しいことって素敵なことなんだ、とか、せっかく女性に生まれたのだからもっと堂々と美しくありたい、とか、心から思いました。絵のことは全然素人で分かりませんが、心が震えるように繊細なレースや布の表現された絵の前にたつと、そのたたずまいに心を打たれました。すばらしい機会を、ありがとうございました。
もう一度改めて見に行ってみたいと思います。絵も素敵でしたが、レトロな美術館の雰囲気も私はとても好きです。
この展示を企画をされたキュレーターの方のレクチャー、絵画鑑賞、絵の話を伺いながらの食事、とても贅沢な時間でした。
安井さんからは、画家と作品へのレスペクト感が伝わってきます。
分かりやすく話していただき、絵を見るときのポイントをつかむことが出来ました。
「それいゆ」でこのような企画が、また出来るといいですね!
美術館賞が大好きで、このような美術専門家の方から、お話を聞きたいと思い、参加しました。マリ―アントワネットや、その時代に関するお話は、とてもおもしろかったです。安井先生は絵画、美術のみならず、当時の歴史的背景など、様々な点からお話しくださり、とてもおもしろく、もっともっといろいろなお話を聞きたかったです。
週末にはなかなか時間が取れず、結局行かれないまま展示が終わってしまうことも多いので、今回のように会社の帰りに美術展にいくという機会を得られて、気分転換にもなり、とてもいいなと思いました。三菱一号館美術館、大好きです。
是非、これからも「それいゆ」でこのような企画を設けてください!次回は、懇親会も是非、参加したいと思います。

セミナー参加者の声

【講師 安井裕雄氏 プロフィール】
安井裕雄(やすい ひろお) Yasui Hiroo
1969年生まれ。
財団法人ひろしま美術館学芸員、岩手県立美術館専門学芸員を経て、現在、三菱一号館美術館主任学芸員。
専門はフランス近代美術。
モネ晩年の睡蓮に焦点を当てた企画展「モネ展-睡蓮の世界」(2001年)を共同監修。
ほかに、「ヴィクトル・ユゴーの世界展」(1996年)、「ゴッホ、ミレーとバルビゾンの画家たち」(2004年)、「ロダン-創造の秘密」(2006年)などを担当。
著書に『もっと知りたいモネ』(2010年、東京美術)、共著に『モネ入門』(2006年、地中美術館)、『コロー名画に隠れた謎を解く!』(2008年、中央公論新社)。
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